1週間、スペインへ行ってきました。初めてのヨーロッパ。結論から申し上げますと、滅茶苦茶良かった。楽しかった美味しかった優しかった最高。
①楽しかったポイント
今回はツアーに申し込んで、他のお客さんとともにガイドさんの指示に従いほぼ団体行動でしたが、めぼしい観光スポットを漏れなく回ってくれたので一週間でいろんなところへ行く事が出来ました。
マドリードでは美術館を巡りました。ピカソの「ゲルニカ」等が展示されていました。
ド定番のサグラダファミリア。あと7年で完成するそうです。
アルハンブラ宮殿。広大な敷地でかなり歩いたのですが、とても美しくて良かったです。左右対称なのと水面に映る姿が素敵でいつまでも観てられました。
最近、アルハンブラ宮殿のチケットが転売ヤーによって買い占められ高値で取引されたり周辺でダフ屋が売りつけたりしているらしく、転売対策としてチケットの半券にパスポート表記の名前が印字されるようになり、入場口でチケットとパスポートで本人確認をするようになっています。悲しい事実ではありますが、自分の名前が記載された半券は記念になりますね。
トレドの旧市街。多分この日40℃くらいあった。
歴史的背景で、イスラム教の文化(モスクとか幾何学模様とか)とキリスト教の文化(教会とか宗教画とか)が両方楽しめました。わたしは無宗教だし、最近は「神も仏も信じない」等と言っていますが、信仰心とは別で、どの宗教であれ美術とか建築とかで表現されたものはどれも本当に美しくて、静かに見ていたら本当に心が落ち着きます。サグラダファミリアもすごく壮大で素晴らしかったけど、観光客多すぎてガヤガヤしていたので落ち着いて楽しむという事はちょっと難しかったです。ソフィア芸術センターの向かいの教会が一番静かに過ごせたかなぁと思います。日本で生まれ育って、寺社仏閣が好きな感性とつながる部分だと思いました。パワースポットだなんだって騒がれてるところもあるけど、本来あるべき姿はこうだよねって思いました。
②美味しかったポイント
料理もお酒も美味しくて、日本食が恋しくなる事がありませんでした。
ピンチョスなら食べる量調整できるから助かるなぁとTHE日本人の胃の持ち主は思いました。タパスは思ったより大盛(盛る事がおもてなしとされているらしい)でした。
カヴァとサングリアを交互で飲む日々。あと、ソフトドリンクですが、ぶどうジュースが美味しかった。
生ハム食べ歩きと鰯モリモリ。
③優しかったポイント
スペインの現地の方々が本当に優しい人ばかりでした。
わたしたちはスペイン語もままならず、英語も下手っぴでしたが、何とか理解しようとしてくれているのが伝わったし、何とか伝えようといろいろな単語をゆっくり話してくれる人ばかりだったのが一番心にグッときました。
日本人は若く見られるので35歳に見えなかったのかもしれないから余計優しくしてくれたのかもしれません。
ツーリスト丸出しみたいな雰囲気でウロウロしていたのでお店の店員さんが「どこから来たの?」って話し掛けてくれるし、日本だと答えると「よく来たね!」と返してくれます。
先ほど載せたサングリアもバルのお姉さんがグラスに並々注いでくれて歓迎してくれました。あれで3.5ユーロくらい。ワイン安い。
靴屋さんに行った時は、ガイドブックに載ってた「試着してもいいですか?」のスペイン語を下手なりに使ったら「スペイン語上手よ~」って褒めてくれて、こちらが頑張ってコミュニケーション取ろうとしているのを汲み取ってくれる優しい店員さんでした。
総括
あまり詳しく書きすぎるとかなり膨大な旅日記になってしまうので、かなり割愛しました。お買い物は程々で。元々ブランド志向でもないので、免税手続きで3,000円程度返ってくるくらいしか買いませんでした。
また行きたいと思う国ってあんまり無いのですが、スペインはもう1回行きたいと思いました。強くお勧めします。次はサッカー観戦もしてみたいですね。
最終日の夜に地中海を拝みながら友達と語らう。現実は仕事や婚活で大変な事が多いけど、スペイン来れて良かったねぇ~と。
スペインでのバカンスが今後の前向きに過ごすきっかけになれば良いなと思います。