3年前に大失恋した相手と久しぶりの再会を果たしました。
友人数名とおしゃれなダイニングバーでの食事会にて。会う事が決まってから当日まで、出来る限りかからない*1ように平常運転で過ごしたつもりでしたが、会う瞬間はすごくドキドキしました。
久しぶりに会ってみて分かったのは、3年前と全然お変わりない事。そして、わたしの気持ちも3年前と全然変わっていなかった事。
「どうしよう、まだ好きかもしれん」
後日、信頼している友達にこそっと話しました。
食事会の序盤、お互い最初は気まずかったと思います。わたしは過去の事を一切忘れて普通にみんなと同じように接するつもりで参加してきました。うまく振る舞えたかどうかは微妙だったけど、多分、あちらも普通に接してくれたと思うし、食事会自体は普通に楽しく盛り上がった。緊急事態宣言も解除されたし、みんなで楽しく過ごせて良かった。
しかし一方で、再会したものの特に何かあったわけではない事が帰宅後落ち込んでしまう原因にもなりました。
3年経って、見た目も少し良くなったつもりでいたし、内面が前向きになった事は自分でも実感してるし、だからちょっとだけヤラシイ期待をしてしまっていました。
でも、そんな上手いこといかないんですよね。
何せ2回も振られているから。
2回も振った女の事を、3年経って心変わりして素敵に見えるなんて事普通はないですもんね。
恋愛に関しては敗者復活戦はありません。
わたしが落ち込んだ理由もう一つ。
3年前と比べて成長したつもりでいたのに、全然気持ちが3年前のままで、でも時間は確実に3年進んでて、そんな自分に嫌気が差しました。
振られた人の事を未だに好きってキショすぎると思いました。
ちょっと精神的にしんどいぞ…と思い、話を聞いてくれる信頼する友達に打ち明けたところ、食事会に同席していた友達からは「たぶん、○○君の事やと思ったw」と言われて、話が早かったです。笑
好きな気持ちが変わらない事は何にも悪くないし、自然な事やで。わたしもすごい好きだった人がいてたけど、結婚した後も暫く好きやったもん、と自分の経験も踏まえて話してくれた。
また別の友達（食事会不参加）は、変わらず好きでいる事は悪くないし、無理矢理気持ちを無くそうと思わなくて良いと思うよ。でもわたしは、○○君がおもちちゃんにした事は忘れてへんからな、と強い口調で言ってくれてすごくありがたかったです。
お酒飲みながら話してスッキリしました。本当に緊急事態宣言が明けてて良かった。酒場が不要不急だなんて誰が言うたんや、アホちゃうか。
唯一、3年経ってわたしが成長したところ、それは好意と欲を混在させなかった事。
好きでいる事と、付き合いたい抱かれたい結婚したいと思う事を別個で考えられるようになりました。
わたしは当時、死ぬ程後悔しました。だから、今回再会してやっぱり好きだと認識しましたが、絶対にこちらからは何もしないと決めています。
食事会の次の日、グループLINEにみんなが思い思いの言葉や写真を投稿しました。わたしも幹事への御礼とみんなに会えた事の喜びを伝えるだけに留め、個人的にLINEを送る等は一切しませんでした。
そして、相手からも当然の如く何も無いという現実。これを真摯に受け止めなければいけません。
友達も恋愛感情が湧く事は仕方がない事だと言ってくれたので、無理に忘れようとせず暫くは好きでいようと思います。自分の気持ちをまっすぐ受け入れます。
好きな人なのに一定の距離を取らないといけないのが虚しく、ちょっとしんどく感じる時もあるかもしれませんが、現状わたしに出来る事はここまでです。
好きな人と再会して、わたしに結婚はちょっと難しいかもしれないなぁと思いました。
好きな人より素敵な人がこの世に山程いてるのは知ってます。
知ってるけど、まだ好きなんやもん。開き直ったるわ。
*1:かかる…芸人用語で「緊張して力みすぎたり空回りしたりするという意味
